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和気信一郎の気功流癒しのテクニック~癒しの気功法~
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太陽のパワーを採り入れる(パワースポットの気をいただく~その4~)2012/11/5
今回は、地球上のあらゆる命を育む太陽のパワーを採り入れる技をお伝えします。
その前に、天照大神についての逸話を一つ。
【太陽を神と崇める日本人の心】
天照大神(あまてらすおおみかみ)は、神話の中で、最高の太陽神とされ、伊勢神宮内宮をはじめ、各地の神社にお祀りされています。
伊弉諾(いざなぎ)と伊弉冉(いざなみ)の二神を親とし、月読命(つきよみのみこと)と須佐之男命(すさのおのみこと)の姉神にあたります。
古事記や日本書紀の中の神話の詳細はともかく、天照大神にまつわる天の岩戸(あまのいわと)の話は、余りにも有名です。
そこで、少し面白い話をご紹介しておきましょう。
【面白いという言葉】
弟の須佐之男命の悪行に怒った天照大御神が、天の岩戸に隠れたときに、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が岩戸の前で舞を舞いました。
その舞は、トランス状態になり、乳房や陰部をも露わにした、ほぼ全裸に近いものだったそうですが、それを観ていた八百萬の神々は、拍手喝采で笑い転げました。
その騒ぎを不可解に感じた天照大御神が、そっと開けた天の岩戸を、大力の手力雄神(たぢからおのかみ)がこじ開け、天照大御神の手を取って引き出します。
その瞬間、輝く光が、八百萬の神々の顔を照らします。
天照大御神の光に照らされた神々の顔は、真っ白に見えました。
白く輝く神々の顔は、笑い転げた後の、満面の笑みだったろうと思います。
太陽に照らされた顔(面)は、明るく白く輝き、満面の笑顔だったのです。
もうおわかりだと思いますが、これが「面白い」の語源だという説があるんですよ。
ですから、太陽のパワーをいただく時は、顔を「面白く」し、笑顔で行なって下さいね。
【太陽のパワーを採り入れる】
(1)
日の出から斜め45度くらいまでに昇った朝の太陽のパワーを採り入れるのが良いと思います。
両手を斜め下に降ろし、掌を前に向け、太陽に向かって立ち、やわらかく微笑み、眉間から額で太陽の光を感じましょう。
(2)
額から頭の奥に光を吸い入れ、額から吐き出すような感じで、しばらく呼吸をした後、額から頭の奥に光を吸い入れる時に、両手で太陽の光をすくい集めるような感じで、掌を額に近づけましょう。
(3)
両掌を下に向け、頭の中に吸い入れた光を鼻の奥、口の奥、首の中と降ろすようにしてから、両手を下腹の前まで降ろしながら、光を丹田に吐き降ろしましょう。
(4)
(2)から(3)を10~15回ほど繰り返し、丹田の中が温かくなったら、両手を下腹に当て、丹田の気を充実させて終わりましょう。
前段にも書きましたが、眉間を広げ、顔を「面白く」して、太陽のパワーをいただいて下さいね。
※次回は、天の気(大空のパワー)を採り入れる技についてお話させて頂きますね。
その前に、天照大神についての逸話を一つ。
【太陽を神と崇める日本人の心】
天照大神(あまてらすおおみかみ)は、神話の中で、最高の太陽神とされ、伊勢神宮内宮をはじめ、各地の神社にお祀りされています。
伊弉諾(いざなぎ)と伊弉冉(いざなみ)の二神を親とし、月読命(つきよみのみこと)と須佐之男命(すさのおのみこと)の姉神にあたります。
古事記や日本書紀の中の神話の詳細はともかく、天照大神にまつわる天の岩戸(あまのいわと)の話は、余りにも有名です。
そこで、少し面白い話をご紹介しておきましょう。
【面白いという言葉】
弟の須佐之男命の悪行に怒った天照大御神が、天の岩戸に隠れたときに、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が岩戸の前で舞を舞いました。
その舞は、トランス状態になり、乳房や陰部をも露わにした、ほぼ全裸に近いものだったそうですが、それを観ていた八百萬の神々は、拍手喝采で笑い転げました。
その騒ぎを不可解に感じた天照大御神が、そっと開けた天の岩戸を、大力の手力雄神(たぢからおのかみ)がこじ開け、天照大御神の手を取って引き出します。
その瞬間、輝く光が、八百萬の神々の顔を照らします。
天照大御神の光に照らされた神々の顔は、真っ白に見えました。
白く輝く神々の顔は、笑い転げた後の、満面の笑みだったろうと思います。
太陽に照らされた顔(面)は、明るく白く輝き、満面の笑顔だったのです。
もうおわかりだと思いますが、これが「面白い」の語源だという説があるんですよ。
ですから、太陽のパワーをいただく時は、顔を「面白く」し、笑顔で行なって下さいね。
【太陽のパワーを採り入れる】
(1)
日の出から斜め45度くらいまでに昇った朝の太陽のパワーを採り入れるのが良いと思います。
両手を斜め下に降ろし、掌を前に向け、太陽に向かって立ち、やわらかく微笑み、眉間から額で太陽の光を感じましょう。
(2)
額から頭の奥に光を吸い入れ、額から吐き出すような感じで、しばらく呼吸をした後、額から頭の奥に光を吸い入れる時に、両手で太陽の光をすくい集めるような感じで、掌を額に近づけましょう。
(3)
両掌を下に向け、頭の中に吸い入れた光を鼻の奥、口の奥、首の中と降ろすようにしてから、両手を下腹の前まで降ろしながら、光を丹田に吐き降ろしましょう。
(4)
(2)から(3)を10~15回ほど繰り返し、丹田の中が温かくなったら、両手を下腹に当て、丹田の気を充実させて終わりましょう。
前段にも書きましたが、眉間を広げ、顔を「面白く」して、太陽のパワーをいただいて下さいね。
※次回は、天の気(大空のパワー)を採り入れる技についてお話させて頂きますね。