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2012/10/26

易筋経


最近『筋膜』に関心があり、その関連から『易筋経』ちょっと調べてみました。


4大健身気功 ⇒ 五禽戯・六字訣・八段錦・易筋経

五禽戯  後漢の名医・華陀が古代の導引、吐納の術にもとづいて、虎・鹿・熊・猿・鳥の
     動きの特徴を研究して、人体臓腑、経絡と気血の機能を結びつけた健身功法

六字訣  呼吸吐納を主な手段とする伝統健身功法

八段錦  南宋時代の立勢八段錦 64 功を基本として現代に適合させた健身功法

易筋経  古代から流伝された筋骨の質を変化させる健身功法




Qi++ 名古屋 勉のブログ 易筋経と洗髄経 より

易筋経とは、易筋つまり、「筋肉を変える」。ここまでは、ググれば出てきますね(笑)。
対峙して打ち合う時、多くの人は上半身の筋肉に頼る。筋肉量は圧倒的に下半身の方が多いのに使えないんだね。特に現代人は便利な生活に慣れているから。

その下半身の筋肉も総動員して、受け、打撃に使えるようにするメソッドなんだ。

中国では、易筋経を体育の必須科目にしている大学もあるそう。気血の流れも良くなるので、それもいいかも。最近では健康法として日本に伝わっているようです。

気の面から易筋経を見ると、気を循環させて放つ効果がある。気のボールで例えれば、手のひらを凄く近づけないと気を捉えられなかった人が、大きく広げても分かるようになる。気のバリアが大きくなるという方がイメージしやすいかも。

易筋経が動功であるのに対して、洗髄経は静功。
今流行の体幹を鍛える。便利な生活で凝り固まった胴体をほぐすのに最適だ。
日本の坐禅をしながら上半身を動かしていくとイメージされるといいでしょう。自律神経のバランスを保ちながら、体幹を鍛える。一石二鳥です。

気の面からは、静功ですから気の補充の目的が強い。具体的なメソッドは差し控えますが、硬気力というのでしょうか?確かに体内が充実してきます。打撃や怪我に強くなります。中心軸の気の流れが太くなります。

易筋経と洗髄経を続けていけば、姿勢が整い、自然体の強さを感じられるようになります。緊張、ストレスに強くなるのは間違いないです。




北京で太極拳 ≪易筋経≫効果。。。  ←こちらより



この動画の動作を北京中医薬大学の教授が解説しています

筋肉を改変(易)する事で、血流(経絡)も改変が出来る⇒易筋経(経=方法という説もある)。
身体の調子を整える&強化を目的としている易筋経を行う上で大切なことは、≪抜骨≫

≪抜骨≫
関節を一つ一つ引き伸ばす⇒特に脊椎⇒虚領頂頚、立身中正(命門が開くので~腎に関わる⇒膀胱にも)⇒脊髄の一つ一つを上下に引き伸ばした状態で、ありとあらゆる方向に捻じりを加えると筋肉に弾力性と柔靭性がつく⇒関節の間隔が伸びる=筋肉も自然に伸びる⇒筋肉が放松(柔らかい=筋肉の鍛錬は肝臓にも良い影響を与える)していると、筋肉の内側を通っている気血の通りがスムーズになる=経絡の通りが良い(心臓に関わる⇒小腸にも影響)⇒滞りがなくなるので健康になる。
※脊髄⇒内側に神経系統が通るトンネルでもある。

この捻じりと腹式呼吸は内臓にも良い刺激を与えます⇒6腑のマッサージ⇒5臓を養う。

この運動を続けていると、脊椎のズレなどが取れて正常な形(位置)を保てるようになるので、身体の歪みが矯正されて健康になります。

九年間、壁に向かって座禅を続けていた達磨大師が、少林僧たちの体力を増強させようと考え出した筋骨運動が易筋経だと言われています。



北京で太極拳 洗髄経


易筋経資料 




種類は多いようです。















2012/07/19

★太極拳における筋膜の繋がり

筋膜とは、身体の筋肉や内臓、骨などを何層にもなって覆っている薄い膜のことで、
筋膜は姿勢を維持するために働いています。


その筋膜には、皮膚の表皮の下で全身を覆う浅筋膜、深筋膜や筋肉を外から覆う
筋外膜、筋肉の中で筋肉線維をまとめている筋周膜および筋内膜があります。


筋膜は2種類の性質の異なるたんぱく質の繊維がメッシュ状になってできており、た
んぱく質の一つコラーゲンは伸縮性がなく、もう一つのたんぱく質エラスチンは2.5倍
にも伸びる性質を有しています。日頃から良く動く筋肉はこのエラスチンが伸縮して
いますが、動いていない筋肉のエラスチンは伸縮性がないコラーゲンがエラスチン
にまとわり付くことで伸縮性が失なわれています。この筋膜は、筋膜同士が繋がって
いるので、1箇所、伸縮性がなくなるとその影響は全身に広がります。
悪い姿勢を続けていると身体のあちこちでコリが生じてきます。
コリの原因が悪い姿勢であることは良くわかっていることですが、その悪い姿勢を意
識して直そうと思っても、なかなか直せないのは筋膜の影響であると言われています。 
⇒ こちらより引用




筋膜とは身体全体に張りめぐらされている網状の白くて薄い伸縮性のある 組織です。 
筋肉や骨は、血管、神経、内臓器官などと共に、この網状の織“筋膜”のなかで支えられており、私たちのからだを構成している大切な組織なのです。 
筋膜は肉体の変化を可能にしている弾力性や適応性という属性があるため、ロルフ博士は身体の“形成器官”と呼びました。 
普段の生活の中で、からだはストレスなどから身を守ろうとする時、筋膜の構成を変化させることが可能です。いくつかの変化は“肩こり”のような一時的なものですが、慢性的なものもあります。例えば、足首を捻挫したとしましょう。その時、足首の組織は少し厚くなり足首と膝に“ねじれ”を残して回復していきます。私たちのからだの器官は一固体として動くため、その制限“ねじれ”がからだ全体のバランスを崩し、それを修正しようとするからだは新しい“癖”を作り出します。
例えば、ストッキングなど体にぴたっとした衣類がずれてしまった時の不快さを想像してみて下さい。敏感な人であればきっとまっすぐ歩くこともままならないでしょう。このように筋膜は身体のストッキングのような役割をしています。
筋膜の順応性のメカニズムは収縮性と結合性で成り立ちます。安定性を高めストレスを防ぐ為、筋膜組織は萎縮し、厚くなり、隣の組織に癒着しようとします。その結果、隣接した組織はその動きに引っ張られ、動きが円滑ではなくなります。こうなると日常生活のなかでも無駄なエネルギーを使うことになってしまい、疲れやすくなり、活力がなくなっていきます。 ⇒ こちらより引用






筋膜は、三次元に張り巡らされたクモの巣のように、全身に広がる伸縮性のある網状の組織で、神経・内蔵・筋肉・骨など全身のあらゆる器官を包み、形と位置の安定、保護、姿勢の維持をしているんですね。


私たちが生きてゆく上においても、筋膜は重要な働きををしているということが分かった。
太極拳をおこなうことによって、骨、関節、筋膜などを鍛えることができる。


太極拳を行う上での『筋膜の繋がり』に、最近関心がある。

難しいこと詳しいことは分からないが、大まかな筋筋膜経路を内観?イメージ?感じる?
ということをして、そのラインを繋げて流すということを試みている。 止まった姿勢で。



あくまでも私なりの感覚としてだし、まだ一部だが
今までに感じていた流れとは違う、パワフルな繋がりと流れを感じるようになった。


太極拳の動作時にも繋げられれば、それが太極拳における勁力なのだろうか?