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和気信一郎の気功流癒しのテクニック~癒しの気功法~
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背骨をゆるめる「すわり金魚」で体も気持ちもゆ~らゆら =ふぁんそんテクニック・その3=2012/12/3
今回は、仕事の後や寝る前に、是非して頂きたい「すわり金魚」をご紹介します。
椅子に腰を掛けたまま、背骨を左右に揺らすだけの簡単な方法です。簡単な動きなのですが、その心身に及ぼす効果は素晴らしいものがあるんですよ。
この「すわり金魚」は、背骨を揺らすことで背骨のゆがみを矯正し、首や背中、腰の緊張を和らげると同時に、自律神経を調え、内臓を揉むことで内臓の働きを良くします。
また、気持ちを揺れの心地よさに向けますので、緊張していた気持ちがゆるみ、不安や焦りなどの思いが薄れてラクになってきます。
ゆれを体感しているだけで、体ばかりでなく、心の中もやわらかくゆるんでくるんですよ。そのポイントは、揺らされている体を体感することだけなのです。
【すわり金魚の方法】
1、椅子か座布団を二つ折りにしたものに坐りましょう。
2、両肩のラインを水平にずらすように、肩先を左右交互にゆっくり突き出しましょう。
その動きを続けながら、首の力を抜き、頭が引っ張られるようにし、首の付け根から上の首の骨(頚椎)が揺らされているのを体感してみましょう。首の骨が(←→)のように、丸く揺らされているのを体感してみて下さいね。
3、首の揺れが心地よく感じられてきましたら、気持ちを背中に降ろし、肩甲骨の下のラインを水平にずらすように、両胸の横(腋の下)を左右交互にゆっくり突き出しましょう。その動きを続けながら、背中の力を抜き、背骨(胸椎)が、丸く揺らされているのを体感してみましょう。
4、背骨の揺れが心地よく感じられてきましたら、気持ちを腰に降ろし、ウエストラインを水平にずらすように、脇腹を左右交互にゆっくり突き出しましょう。その動きを続けながら、腰の力を抜き、腰椎が丸く揺らされているのを体感してみましょう。
5、腰椎の揺れが心地よく感じられてきましたら、気持ちを坐骨に降ろし、左右交互に坐骨に体重を移動させ、腰椎、胸椎、頚椎全体が揺らされているのを体感してみましょう。地面に生えている細い竹の根元を持って揺らしてみると、梢の先まで竹全体がゆらゆらと揺れますが、そんな感じで、坐骨での体重移動をするだけで背骨全体が揺らされるようにしてみるのです。
6、その全体の揺れを続けながら、自分の腰や背中、おなかの中や胸の中を内観(体感)し、硬いところや具合の良くないところを更にやわらかくしていって下さい。
7、終わる時は、力を抜いて、揺れが自然に止まるのを待ち、背骨や胸やおなかの中がやわらかくゆるんだ感覚を体感して終わりましょう。
仕事の合間などにする場合は、凝ったな、ちょっと痛いなと感じた部分だけを揺らしても効果ありです。
次回は「すわりいるか」という「ふぁんそんテクニック」をご紹介致します。尚、来年一月から「ふぁんそん教室」も開催致しますので、関心のある人は、和気のブログをご覧下さいませ。
椅子に腰を掛けたまま、背骨を左右に揺らすだけの簡単な方法です。簡単な動きなのですが、その心身に及ぼす効果は素晴らしいものがあるんですよ。
この「すわり金魚」は、背骨を揺らすことで背骨のゆがみを矯正し、首や背中、腰の緊張を和らげると同時に、自律神経を調え、内臓を揉むことで内臓の働きを良くします。
また、気持ちを揺れの心地よさに向けますので、緊張していた気持ちがゆるみ、不安や焦りなどの思いが薄れてラクになってきます。
ゆれを体感しているだけで、体ばかりでなく、心の中もやわらかくゆるんでくるんですよ。そのポイントは、揺らされている体を体感することだけなのです。
【すわり金魚の方法】
1、椅子か座布団を二つ折りにしたものに坐りましょう。
2、両肩のラインを水平にずらすように、肩先を左右交互にゆっくり突き出しましょう。
その動きを続けながら、首の力を抜き、頭が引っ張られるようにし、首の付け根から上の首の骨(頚椎)が揺らされているのを体感してみましょう。首の骨が(←→)のように、丸く揺らされているのを体感してみて下さいね。
3、首の揺れが心地よく感じられてきましたら、気持ちを背中に降ろし、肩甲骨の下のラインを水平にずらすように、両胸の横(腋の下)を左右交互にゆっくり突き出しましょう。その動きを続けながら、背中の力を抜き、背骨(胸椎)が、丸く揺らされているのを体感してみましょう。
4、背骨の揺れが心地よく感じられてきましたら、気持ちを腰に降ろし、ウエストラインを水平にずらすように、脇腹を左右交互にゆっくり突き出しましょう。その動きを続けながら、腰の力を抜き、腰椎が丸く揺らされているのを体感してみましょう。
5、腰椎の揺れが心地よく感じられてきましたら、気持ちを坐骨に降ろし、左右交互に坐骨に体重を移動させ、腰椎、胸椎、頚椎全体が揺らされているのを体感してみましょう。地面に生えている細い竹の根元を持って揺らしてみると、梢の先まで竹全体がゆらゆらと揺れますが、そんな感じで、坐骨での体重移動をするだけで背骨全体が揺らされるようにしてみるのです。
6、その全体の揺れを続けながら、自分の腰や背中、おなかの中や胸の中を内観(体感)し、硬いところや具合の良くないところを更にやわらかくしていって下さい。
7、終わる時は、力を抜いて、揺れが自然に止まるのを待ち、背骨や胸やおなかの中がやわらかくゆるんだ感覚を体感して終わりましょう。
仕事の合間などにする場合は、凝ったな、ちょっと痛いなと感じた部分だけを揺らしても効果ありです。
次回は「すわりいるか」という「ふぁんそんテクニック」をご紹介致します。尚、来年一月から「ふぁんそん教室」も開催致しますので、関心のある人は、和気のブログをご覧下さいませ。