2013/04/11

あなたは大丈夫?~その3・ストレスためていませんか?~


中日新聞プラス 達人に訊け!

和気信一郎の気功流癒しのテクニック~癒しの気功法~
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あなたは大丈夫?~その3・ストレスためていませんか?~2013/3/18

みなさん、こんにちは!

先週の火曜日、満開のしだれ梅を感じに、平針にある名古屋市農業センターに行ってきました。それはそれは美しい光景でした。

さて、今週は、ストレスが心身にもたらす影響の全般について考えてみることにします。

1、緊張やストレスの持続は心身にダメージを与える

強い緊張やストレスが加わり、「闘争か逃走か反応」とまではいかなくとも、交感神経優位の状態になり、アドレナリンが分泌され、血圧が上昇し、血糖値が高くなる状況が持続していくと、高血圧や糖尿病の大きな要因になることは既にお話させて頂きました。

しかし、それだけではありません。ストレスが関与する病気や症状は、 全身に及びます。いわゆるストレス性疾患として次のようなものがあるそうです。

・気管支喘息,過喚起症候群・本態性高血圧症,狭心症,心筋梗塞・胃潰瘍、十二指腸潰瘍,過敏性腸症候群,潰瘍性大腸炎・糖尿病・筋収縮性頭痛,痙性斜頚,書痙・慢性蕁麻疹,アトピー性皮膚炎,円形脱毛症・慢性関節リウマチ,腰痛症・夜尿症・眼精疲労,本態性眼瞼痙攣・メニエール病・顎関節症など
(日本心身医学会の新しい診療指針から)

専門的なことはわかりませんが、緊張やストレスが加わると、気持ちが落ち込む、眠れない、肩が凝る、頭痛、便秘、食欲低下など、私たちは日常的な経験によって、ストレスが心や体に影響を与えていることを知っています。

そして、緊張やストレスが長期化すると、元気がなくなり、不安感が出てきて、いわゆる「うつ」の状態になっていきます。

・食欲がない
・寝つきが悪い、すぐに目が覚める、眠気がとれない
・肩が凝る、
・背中や腰が痛む
・疲れやすい
・焦りや不安感が強くなる
・思考力や集中力が低下する
・気分が沈んで、何事にも興味が持てない
・自分をだめな人間だと思う
・死んでしまいたいと思う

こんな状態が続く場合には、きちんとした対処をする必要があると思われます。

2、「ふぁんそんテクニック」はストレスの緩和に有効な方法
ふぁんそんテクニックは、交感神経優位の状態を副交感神経優位の状態にもっていきます。アドレナリンの分泌を抑制し、快楽物質や不安除去物質などの脳内ホルモンを分泌させ、いわゆる執着心を消去させていきます。

そのことによって、緊張やストレスが心身に及ぼす様々な影響を和らげて行くのです。外に向いていた意識を体内の体感に向けることで体性感覚を開発し、脳波をα波にし、自律神経を副交感神経優位に導く「ふぁんそんテクニック」は、現代人の心身の健康の必需品なのだと考えています。