2013/04/11

あなたは大丈夫?~その4・自然治癒力、強くしてますか?~



中日新聞プラス 達人に訊け!

和気信一郎の気功流癒しのテクニック~癒しの気功法~
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あなたは大丈夫?~その4・自然治癒力、強くしてますか?~2013/3/25

みなさん、こんにちは!お彼岸も過ぎ、いよいよ春本番ですね。

さて、今週は、自然治癒力の話です。

1、自然治癒力って?
私たちの体は、傷を負っても骨折しても、それを修復していく能力を持っています。食あたりをしても下痢によって悪いものを追い出したり、風邪を引いても熱を出して白血球の活動を活発にして菌を殺して風邪を治します。

このような体の修復力、回復力を自然治癒力と呼んでいます。

そして、この自然治癒力が生命力そのものであリ、大抵の病はこの自然治癒力、生命力によって治しているのです。

私たちの体のなかでは、毎日、二、三千程度のガン細胞が作られているそうですが、それが病としてのガンにならないのは、この自然治癒力、生命力のおかげなのです。

では、この自然治癒力、生命力は何によってもたらされているのでしょうか?

2、ホリスティク的な見方の大切さ
自然治癒力、生命力を旺盛にするという立場からすれば、どんな病も体の一部の問題ではなく、全身的な、その人の生活や人生そのものの問題だと言えます。毎日の暮らし方、生き方が自然治癒力、生命力の元になるのです。

それを具体的に言いますと、

・生活リズムのあり方
・食事のあり方
・運動のあり方
・心のあり方

などがアゲられます。

(1)生活リズム
昔から言われているように、生活リズムの基本は「早寝早起き」です。きちんとした睡眠に勝る養生法はないでしょう。

自然治癒力、生命力を弱体化させるものの第一は、夜更かしをはじめとした不規則な生活リズムだということを覚えておきましょう。

(2)食事
私たちの体を構成するものは、全て食事によって外部から取り入れなければなりません。病を治すという視点から言えば、血液によって体中の細胞に運ばれる栄養分が重要になります。

何を食べるのか、何を食べないのかということによって、自然治癒力、生命力は強くもなるし、弱くもなるのです。良質のタンパク質やビタミン、ミネラルの多い食品を満遍なく食べることに心がけましょう。

因みに、東洋医学では、緑黄色の野菜、赤色の野菜や肉(魚)、豆類、芋類、ネギや玉葱、大根などの少し刺激性ある野菜、海草類などを満遍なく食べること、酸味、苦味、甘味、辛味、塩味の五味を摂取することを奨めています。

テレビなどの「○○が何々に良い」という情報に振り回されて、それを集中的に食べるような偏りは、自然治癒力、生命力には相応しくない食べ方だと言えるでしょう。

(3)運動のあり方
血の巡り(東洋医学的には気血の巡り)を良くするためには、運動は不可欠です。運動と病、運動と自然治癒力に関する実証的な研究は数多く行なわれていますが、ここでは(学術論文ではありませんので)大まかな結論的な話をお知らせします。

・週に一、二回、一、二時間の運動をする人は、運動をしない人より風邪を引きにくい。
・激しい運動を続けている人は、軽めの運動を続けている人より、風邪を引きやすい。
・筋肉に少しだけ負荷をかける運動は、ミトコンドリアを増やし、基礎代謝を高め、体温を上げる。
・筋肉に負荷をかける運動は骨を強くする。
・20分程度の規則的な筋肉運動は脳内セロトニンの分泌を促進する。
・ストレッチは血管の弾力性を増大させる。

まだまだあるとは思いますが、これらをまとめてみますと、毎日、20分程度のウォーキングを続け、その中に、時々、早足歩きやスロージョギングを加え、週に二回ほど二時間程度の軽めの運動や無理のない筋肉運動、ストレッチなどを続けると自然治癒力は高まっていくということになります。

(4)心のあり方
東洋医学は「心身一元」という考え方なので、心のあり方が体に影響を与えるということについては素直に理解できるのですが、西洋医学では心のあり方は余り問題にはされません。

しかし、病を治していくことに対して、本人の生きる力、即ち、自然治癒力、生命力が大きな役割を果たしていることに異をはさむ人はいないでしょう。

そして、精神神経免疫学という学問の発展によって、心のあり方が自然治癒力、生命力に大きく関与していることがわかってきました。これも、実証的な研究の話ではなく、大まかな話ですが、

・怒りや憎しみの感情は、自然治癒の働きを阻害する。
・失望や落胆は自然治癒力を低下させる。
・心の安定は自然治癒力を発揮させる。
・笑いは自然治癒力を高める働きがある。

などです。

敬老の日に、長寿の人たちへのインタビューなどを観ていますと、みんな笑顔で、物事にクヨクヨしない人が多いようですが、明るさと終着のなさが健康には良いのでしょう。

3、自然体と平常心を作ろう!

長々と書いてきましたが、こう見てきますと、自然治癒力、生命力を高める方法には特殊な方法はなく、昔からなされてきた普通の暮らし方が最も良いことがわかります。

色々なものを満遍なく食べること、適度な運動をすること、物事にとらわれず陽気に暮らすこと、早寝早起きを心がけることに尽きるようです。

そして、これらのベースに流れているものが、自然体と平常心だと思うのです。

僕がみなさんにお勧めしている「気功」や「ふぁんそんテクニック」は、今回お話してきました自然治癒力、生命力のベースになっている自然体や平常心を作る上で、極めて効果の高い取り組みだと思います。

みなさんも、自然治癒力、生命力を高めるためにも、あなたの暮らしの中に「気功」の技や「ふぁんそんテクニック」を取り入れて下さい。