2013/06/01

心と体と呼吸の合作 =気功を始めよう・その3=



中日新聞プラス 達人に訊け!

和気信一郎の気功流癒しのテクニック~癒しの気功法~
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心と体と呼吸の合作 =気功を始めよう・その3=2013/4/15

みなさん、お変わりございませんか?

僕は先週から名古屋盲学校での鍼灸、按摩、気功などの授業が始まりましたが、それに先立ち、遷宮前の伊勢神宮(内宮)に行ってきました。

やはり、宇治橋を渡って境内に入ると空気が変わり、体の中まで洗われる感じがしました。

さて、今週の気功の話です。あなたは、光の三原色を重ね合わせるとどんな色になるかご存知ですか?

失礼しました。そう、白でしたね。

赤と青と緑の光を重ねていくと、不思議なことに、真っ白になるんです。前にもお話しましたが、気功をするには「自分」以外の何の道具も要りません。

自分の体と自分の心、そして自分のしている呼吸だけを使って、自分の体内の気の滞りを改善し、気の巡りを良くしていくのです。

ですから、気功で用いられる自分の体と心、そして呼吸を合わせて「気功の三要素」と呼んでいます。

そして、この三要素の一つ一つを調えていくのが気功の練習、即ち、練功ということになるのです。

調えていくというのは、ピアノの調律と同じ意味で、良い状態にしていく、凸凹のないように、妙な癖のないようにしていく作業のことです。

体を良い状態にしていく、心を良い状態にしていく、呼吸を良い状態にしていくということを心掛けながら練功をしていくのですが、その場合に、光の三原色を重ね合わせていくように、それぞれに調えていく体と心と呼吸の三つの要素を重ね合わせていくのです。

そして、その調えられた三つの要素が重なり合ったところに「気功」が誕生するのです。

赤と青と緑の光を重ね合わせることによって、それら三つの色とは全く違う「白」という色を生み出したように、気功の三要素も同じで、からだと心と呼吸を調えていくということを重ね合わせていくことによって、「気功」というものを生み出していくのです。

ですから、気功というのは、その中に、調えられた体と心と呼吸が重なり合っている、即ち、その三つの合作が気功だということになるのです。

【今週の練功】
体と心と呼吸を調える「開合」の練功

・おなかの前で両手の掌を20㎝ほど離して向かい合わせにします。
・息を吸い入れながら両手を開いていき、
・息を吐き出しながら両手を近づけ、元の位置に戻してきます。

ただこれだけなのですが、幾つかのポイントがあります。

・息をすい入れる時間の長さと両手を開いていく早さ(時間の長さ)を合わせること(両手が開き終わった時に、息を吸うのがぴったり終わるようにする)
・息を吐き出しながら両手を近づける場合も同じ。
・両手を離していく時に、胸を左右に開き、肘から離れていくようにする。
・近づける時は、その逆の要領で。
・手の動きと空気の出入りの早さを一つにすることだけに心を向けることによって、体と心と呼吸が重なり合って、気功になっていくのです。