2013/06/01

自然体になろう! =気功を始めよう・その6=



中日新聞プラス 達人に訊け!

和気信一郎の気功流癒しのテクニック~癒しの気功法~
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自然体になろう! =気功を始めよう・その6=2013/5/6

みなさん、こんにちは。連休は如何お過ごしだったでしょうか?

僕は、東京の浅草とスカイツリーの下まで行ってきましたが、浅草の賑わいには圧倒されましたよ。

スカイツリーの下までというのは、その日、強風の為に全ての展望が中止になり、上ることが出来なかったんですよ(笑)それは、またの挑戦ということで。

さて、今回は、気功の三要素の一つである「調身」について学びましょう。体のバランスを整える整体を終えた状態を自分で作るという感じでしょうか。

さほど難しいことではありませんからね。

イスに座り、上体を左右や前後にゆらゆら揺らし、背骨や体内をゆるめてから、座高を測る時のように、腰を深く掛け、背筋を真っ直ぐ伸ばし、ゆっくり息を吐きながら両肩を静かに降ろしていき(脱力し)、体重を坐骨(肛門、尾骨寄り)に落としていけば良いのです。

そして、にっこり笑ってみて下さい。

これでおわかりのように、調身の基本は、顔や肩の力を抜いて(緊張をゆるめて)重みを真下に落とすことなんです。

専門的な言葉で、この状態を「上虚下実」と言うんですが、この状態を自然体と呼び、物事に対して「自然体で臨みます」という場合は、このような、上体の力の抜けた、肩に力の入っていない、緊張の取れた状態を指しているんです。

坐禅の時も、太極拳や気功の立ち方も基本は同じで、立った場合は両踵に重みを落とすようにします。

いずれにしろ、頭の重みを背骨に乗せ、それを坐骨や踵で受け止めるという感じでしょうか。下腹と仙骨の間の骨盤の中の真上に頭が来ているような感じにしてみるとよくわかるかも知れませんね。

【今週の練功】
この坐り方、立ち方を今週の練功として、普段でもそんな坐り方、立ち方が出来るように心掛けて下さいね。

◆今週の土曜日(5/11)から、いよいよ氣匠庵がスタートします!
http://kishoan.web.fc2.com/

◆5/12には、京都のお寺で「元気のつどい」が開かれます。
五月の「元気のつどい」へのお申し込みはお早めに!
http://blog.livedoor.jp/kinomainakama/archives/27422931.html