中日新聞プラス 達人に訊け!
和気信一郎の気功流癒しのテクニック~癒しの気功法~
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気功の技を身につける流れ2013/5/20
みなさん、こんにちは!先週、久しぶりに「なばなの里」に行ってきました。
あそこの「ベゴニア館」は何度入っても、その花の豪華さ鮮やかさには圧倒されてしまいます。余りにも広すぎて、写真に写すのは無理でした。(僕の腕では)
さて、この「気功流癒しのテクニック」の記事も、あと二回になりました。毎回、とりとめもなく書いてしまい、全く系統的にまとまったブログには出来なかったことをお詫び致します。
今週は、気功の学び方、気功の技を身につけていく手順についてお話させて頂きます。
僕は、気功は神秘的なもの、不可思議なものではなく誰もが練習によって身につけられるものにしなければならないと考えてきました。健康の科学、人間科学として発展させない限り、呪術や特殊能力の世界に迷い込んでしまいます。
それではダメなんです。
しかも、きちんとした手順を踏んで練習すれば、ある程度のところ、自分に起こる不快な症状を緩和させることが出来る程度までは身につけられるようにしなければならないとも考えてきました。そんな伝え方をしなければ、「教師」の資格は無いとも思っています。
そして、気功の技を身につける手順を確立してきました。その手順というのは、
1、体内をゆるめる
2、体内のゆるみを感じる、気を感じる
3、体内でゆるみの感覚を動かす、気を動かす
4、自然界に満ちているパワーとしての気を体内に採り入れる
5、体内の気を練って、自分の生きる力、生命力、免疫力に作り替える
という五つの手順です。
この中の3までが出来れば、4、5は簡単に出来るようになりますし、3までで、先ほど述べた健康法、症状緩和法として、ある程度のことは出来るようになるのです。
この中で、1と2はほぼ同時的に体感できていくのですが、ここがとにかく乗り越えなければならない課題です。
健康の科学には違いないのですが、日常の脳の状態や体内の状態とは違った状態にし、それを体感していくという、多分、経験したことのない経験をするのですから、ある意味、不可思議な世界には違いないのですが、それは自分の体内に起こっていることであり、体感できることなので、少しの練習で身についてきます。
11月19日から12月18日分の五つの記事を読み返して頂いて、
・ハンガースワイショウ
・すわり金魚
・すわりイルカ
・蝶の羽ばたき、羽回し
などの日常的な実践によって、まず、体の中をゆるめ、それを体感するという経験を重ねていって下さいませ。