2012/10/11

気のボールを体感してみませんか?

あなたは『気』を感じたことがありますか?

それは、誰もが体感できる「感覚」なんですよ(*^^*)



中日新聞プラス 達人に訊け!
和気信一郎の気功流癒しのテクニック~癒しの気功法~
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気功の必需品、気のボール(元気玉、癒し玉)を作りましょう!2012/9/10

気功は、気(心身の活力の元や癒し)の練習、訓練という意味です。練習ですから、球技ならボール、音楽なら楽器など、それぞれに見合った道具が必要です。気功は、太極拳やヨガ、坐禅と同じく、東洋的な心身鍛練法なのですが、他の鍛錬法とは違う道具を使います。

それは、気という感覚です。気の感覚は、「その気になる」などというようなイメージではなく、体感という実際的な体の感覚なのです。

気功では、体の部分部分で気を体感する、気を動かして体や心の緊張やストレスを洗い流す、自然界に溢れる活力の元をいただく(採り入れる)などの技法を用いて、自らの心身を健康にしていく訳ですが、それらの練習をするためには、道具としての「気の感覚、気の体感」は、無くてはならない必需品になるのです。

その中でも、「気のボール」と言われる掌の感覚を体感する練習は、気功の入り口に当たる大切な練習です。そんな訳で、今回は、「気のボール」を体感する練習をしてみましょう。

気の感覚は、体感なのですから、五感とかイメージなどは用いません。聞き慣れない言葉かも知れませんが、「体性感覚」という感覚を用います。体性感覚というのは、自分の体がどんな状態になっているかがわかる感覚で、皮膚や筋肉の緊張や緩み具合、体内の緊張や緩み具合などの体の中の情報をキャッチする感覚のことで、意識やイメージではなく、体感によってわかるものなのです。

1、掌を下に向け、水の上に乗せたようにします。(練習ですから実際にお風呂の中でお湯の上に掌を乗せても構いません。)

2、クラゲが傘を広げるように、掌の真ん中から指先まで、順に皮膚を伸ばすようにしながら、掌で水を下に圧し、次に、盛り上がってくる波の上に手を乗せた感じで掌の皮膚を緩め、この動きをゆっくり続けましょう。

3、掌に、少しモワーとする感覚やジーンとする感覚が体感できましたら、おなかの前で両手の掌を向かい合わせにして続けましょう。掌の真ん中から掌の皮膚を伸ばすようにしながら両手の間の空気を圧し、皮膚を緩めながら両手を少し離していきます。

4、何度か繰り返した後、両手の皮膚が緩んだところで動きを止め、掌の皮膚や掌や指の中の感覚を体感してみて下さい。

5、しばらくしていると、向かい合わせた空気に、実体感というか反発感というか、今までとは違う空気の存在を感じてきます。それが「気のボール」の感覚です。

その感覚が、自分の心と体を癒し、元気にしてくれ、健康を作る大事な道具になりますので、よく練習し、自分で自分の道具を作れるようになっておいて下さいね。

宜しければ教室に体験しに来て下さいませ。